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〈戦後教団史〉の展開に向けた一試論 本研究ノートは、教団中央の教務教政史を主軸に形成されてきた従来の教団史認識に対して、戦後を生きた個々人への聴取調査という取り組み自体が持つ意義を考究しながら、〈戦後教団史〉を多角的に構想する方法論を模索している。具体的には、歴史学での議論を参照しつつ、教務教政史という所謂「大きな歴史」からは漏れ落ちて来た人々の生の語り(「小さな歴史」)が、体系化された歴史の認識基盤をいかに問い得るかを論じている。その上で、筆者が実際に行った女性教師・信徒への聴取調査の様子も描きながら、「大きな歴史」では捉えきれなかった領域(例えば「裏/奥の御用」)の存在に着目し、その営みから改めて立ち上がる〈戦後教団史〉の可能性を論究している。 |
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